年齢階級別入職率・離職率(平成28年・男)
年齢階級別入職率・離職率(平成28年・女)
学生を卒業後、多くの新卒者が正社員として入職するため、24歳以下が高くなっています。既卒者(第二新卒者)も含んでいる数字と考える事ができ、この時期に多くの新入社員が誕生しています。
入職者に占めるパートタイム労働者の割合(平成28年)
パートタイム(アルバイト)労働者などは、19歳以下で高くなっているが、20-24歳で急激に低下しています。これについても、上記同様、学生時代のアルバイトから、学生卒業とともに、正社員として入職しているためと考える事ができます。
女性の場合は、結婚・出産・育児などのライフイベントの影響や、扶養の範囲内で働いていると思われる結果を示しています。
性、年齢階級別の入職と離職に関するデータは以下の通りです。
性、年齢階級別の入職と離職のデータ
平成28年1年間の入職率と離職率を性、年齢階級別にみると、男女ともに入職率は24歳以下が他の年齢階級に比べて高く、離職率は24歳以下に加えて、25~29歳、30~34歳及び60歳以上も高くなっています。
入職率と離職率の大小関係をみると男女ともに24歳以下は入職率の方が高く、25~59歳の各年齢階級でほぼ同率、60歳以上で離職率の方が高くなっています。
平成28年1年間の年齢階級ごとの入職者に占めるパートタイム労働者の割合を性別にみると、男女とも19歳以下は高くなっており、20~24歳で大きく低下しています。
女性の年齢階級ごとの割合は、20~24歳以降はおおむね年齢が上がるとともに高くなり、35~39 歳 で5割を超え、55~59歳で7割を超えています。
男性の年齢階級ごとの割合は、25~29歳から50~54歳まで1~2割程度と低く、55~59歳、60~64歳で3~4割程度、65歳以上では7割を超えています。
資料:http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/kekka_gaiyo-03.pdf