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最終更新日:2021年 11月 27日 (最新ランキング情報)

理学療法士の転職を成功させる「転職理由(履歴書)」の正しい書き方アドバイス

投稿日:

【質問】履歴書の書き方、特に転職理由の書き方で困っています。上手く書くコツはありませんか?

既卒で、一度理学療法士として就活しましたが、職場が合わなかったので1年くらいで退職してしまいました。最近再就職を考えており、転職サイトに登録しました。今は、面談に向けて、履歴書を作成しています。

履歴書には転職理由という項目があるのですが、この1年近くはどこにも勤めていません。この場合でも、前職場からの転職理由を書くべきでしょうか?

それとも、就職していなかった状態から再就職に踏み切った理由を書くべきでしょうか?

前職は介護保険施設に勤務したのですが、今回希望しているのは回復期リハビリテーション病院です。

履歴書には、前職場からの転職理由を書いた方が前向きかなと思っていて、辞めた期間については、履歴書には特に書かずに面接の時に聞かれた時に答える感じが良いのかなと考えています。

介護から回復期病院への転職を希望している理由でも良いと思いでしょうか?

合わせて、履歴書作成のコツがあれば教えて下さい。

(20代 男性 理学療法士 ※未婚)

 

柏原マイ
「すぐに退職した経験がある」「転職までに空いている期間がある」こういった経歴がある理学療法士・作業療法士の場合は、履歴書の転職理由記載欄に何て書けば良いのか悩みますよね。

でも、いくつかポイントをおさえれば大丈夫! では、一緒に解決していきましょう。

 

20代 男性 理学療法士からの質問・相談

履歴書の書き方に困っている20代男性理学療法士からご質問をいただきました。

  1. 履歴書の「転職理由」は何を求められているのか?
  2. 前職から期間が空いている場合の転職理由は何を書く?
  3. 履歴書に書きにくい事は面接の時に答えれば良い?

理学療法士の転職を成功させる転職理由(履歴書)の正しい書き方をアドバイスさせて頂きます。

 

1.履歴書の「転職理由」で求められる3つの事

転職理由を上手に書くためには、採用側の立場になって考える必要があります。読み手は「どういった事が書かれていれば安心するか?」というのをよく考えると、書くべきポイントを抑える事ができます。

「すぐ辞める可能性がある中途半端な人」ではないという証拠

転職(入職)後すぐ退職されてしまうと、採用にかけた費用や時間はムダになってしまいます。採用するためにもコストがかかるので、「この人は、すぐに辞めてしまいそうだな。」と感じさせると、よほど人員に苦しい職場ではない限り、態度が良いとか、謙虚だとか、能力が高いなんて一切関係なく、採用される事はありません。

採用側は、「転職理由」からあなたの「本気度」や「ストレス耐性」を見極めようとするのです。それは、つまり「すぐに辞める可能性のある人ではないか?」という事を見極めようとしています。

そのためにも、履歴書に記載する転職理由は、「すぐ辞める可能性がある中途半端な人」ではないという印象を採用側に与える必要があります。

 

ネガティブな理由を払拭させてほしい

「ポジティブ」 < 「ネガティブな印象がない

これが重要です。

もし、一つの病院に、同時に二人の理学療法士(Aさん、Bさん)からの求人応募があったとします。採用担当者は、この2人のうち、どちらか一方に絞るように指示された場面を考えてみましょう。

採用担当者も、書類選考を業務の一貫として行なっています。もし、その担当者が、直感的に何かを感じて、もしかしたらBさんは優秀な人かなと思ってくれても、周囲の職員と意見が合わない中では、決して強く推す事はできません。

もし、自分がBさんを採用すべき(面接に進むべき)と判断しても、周囲がそれを疑問に感じていた場合や、他スタッフはAさんの方が良さそうだと感じている場合、Bさんを選考して失敗した時の責任はその採用担当者1人に向けられます。

普通に考えれば、誰もその責任は負いたくはありません。なので、「何かしら魅力のある人を見ぬこう!」というよりは、無難な方、つまり、みんなが好印象をもっている方を選ばざるえません。

履歴書の転職理由は、基本ポジティブな事を書き、ネガティブな事は言い回しをかえたり、それが「もう過去の事」という事を上手く書いて、誰が読んでもネガティブな印象を受けない内容にしましょう。重要な事は、ポジンティブな事を書く事ではなく、ネガティブな印象を払拭させる事が重要です。

 

勉強家ではなく、職場に貢献してくれる人か?

勉強家である事は一つの採用される要素ではありますが、お金を貰っておきながら「勉強するために入職したい。」なんていう転職理由を書くと、その履歴書を読んだ人はハテナが出てしまいます。

今回の相談者は、介護施設(前職)から、回復期リハビリテーション病院への転職となるので、「未経験領域への転職」に該当します。

この場合、つい「回復期リハビリテーション病院に興味があるため」、「回復期のリハビリを勉強したい」というような趣旨の内容をついつい書いてしまいがちですが、「新しい環境だから勉強したい」ではなく、「新しい環境だけど、これまでの経験を生かして病院・職員に貢献したい」と書く方が、採用担当者側の心を動かします。

仮に新しい事を勉強したいという想いがあっても、それは二の次です。

まずは、「採用してくれた方々に私を採用するとメリットがありますよ!」という事をしっかり伝えましょう。

それは、仮に未経験領域だとしても何の問題もなく、「これまでの別領域での経験も生かしながら、新しい風として現場に貢献します。」というように、自分が病院にとって価値のある人間だという事を伝える内容を書きましょう。勉強家である事は、その次の話です。

 

2.ブランクがある人の転職理由の書き方、たった2つのコツ

ブランクありの人は、「自分だけ不利な立場」と思っている人がいますが、ブランクありの人って意外に多いんです。「一度現場を離れたけど、また戻ってきた。」という事自体には何も問題はありません。むしろ、在職中の人よりも、入職時期の調整がしやすい部分があるので採用側にとってはメリットと捉えてくれる場合もあります。

ブランクありの人は、つい墓穴を掘ってしまいがちなので、以下の二つのコツを抑えて書いてみて下さい。

ブランクを払拭する準備ができている事を伝える。

「すぐに辞めるリスクはない人か?」「病院に貢献できそうな人か?」を知るために応募書類を読みます。これを抑えておけば、ブランクの有無はそれほど重要ではありません。

先ほどの二つに何の問題もなければ、ブランクがあってもそれを理由に不採用にされるリスクはほぼありません。

採用側もそれほど気にしていない場合もあって、どちらかと言うと、気になっているのは、「すぐに現場復帰できるのか?」という事の方です。

「すぐに現場復帰は難しそうだな」と予測されると、「すぐに辞めてしまうリスクあり」や、「病院に貢献する働きはできそうもない」とレッテルを貼られてしまいます。

ブランク期間の理由を馬鹿正直に書くよりも、「このくらいのブランクはあるが、すぐに現場復帰できる事前準備を整えているので心配には及びません。」という事を書いた方が採用担当者は安心します。

ブランク理由について馬鹿正直に書くと、その多くはネガティブなものになったり、ただの言い訳に聞こえたり、無理やりポジティブな言葉に置き換えているだけで、採用担当者が求めている事とはかけ離れてしまい、心を動かす事はできません。

ブランクの理由は簡潔にして、「ブランクを払拭するために事前準備を整えている事」に重きを置いて書くのがコツです。

 

ブランク期間が自身にプラスになった事を伝える。

実際に、ブランク期間がプラスになった事があればそれを書けると良いですが、そういったポジティブな側面がない場合には、何を書けば良いのかと悩んでしまいます。

それでも、コツを抑えると、一見プラスになるような事がない場合でも、上手く解釈を変えればプラスにする事ができます。

「長いブランク期間がある」 → 「焦って転職しなかった」(解釈を変える)

そのおかげで、、、

  • 前職場で浮き彫りになった課題に取り組む時間ができた。(プラスになった。)
  • 自分と向きあう時間を作る事ができ、中途半端な気持ちで転職する事を避けられた。(プラスになった。)

だから、以前の私よりも逆に成長していると感じています。

こういった流れを意識して自分の状況に置き換えて書いてみると、ブランク期間がある事自体が問題視される事はありません。

 

3.転職理由に関する「履歴書に書くべき事」「わざわざ書く必要のない事」

履歴書に書くべき転職理由

履歴書に書くべき転職理由は、基本ポジティブな理由であるべきですが、それはあくまでも「ネガティブな印象を抱かせない事」の裏返しです。よほどの経歴がある人でない限り、書類だけでは、その人となりを読み取るのは難しいという事は採用者側も十分に理解しています。

重要な事は、色々と書きすぎてしまい、わざわざ自分からネガティブな印象を抱かせてしまわない事です。

「なぜ前職を辞めようと思ったのか」「どうしてこの病院に入職したいのか」

これは、非常に重要な事です。

が、これについては面接時に詳しく知りたいと考えています。履歴書だけで詳細を伝える事ができるはずはありませんので、あまり難しく考えずに、上記二点について、「ネガティブな印象を抱かせない事」を気をつけて、あなたなりの言葉で書ければ問題はありません。

 

履歴書にわざわざ書く必要のない転職理由

わざわざ書く必要のない事というのは、「いわゆる前職場への不満」などの自己中心的な人・わがままな人と思われるような事が代表にあげられますが、理学療法士がもう一点気をつけておくべき事があります。

それは、学生時代の部活の話です。新卒者ではないので、学生時代の部活動で学んだ事を書いているようでは、「社会人になって学んだ事はないの?」と思われても仕方ありません。

甲子園優勝とか、インターハイ3連覇など、凄い功績だったとしても、すでに社会経験をしている立派な一人の大人です。履歴書の転職理由や、自己PR欄には、社会人としての経験の範囲で書くように気をつけましょう。

 

履歴書作成アドバイスに強い転職サイト

今回、ご質問頂いた「20代 男性 理学療法士」の方のように、履歴書の書きかたに困っている人は、履歴書作成などのアドバイスを行ってくれる転職サイトがおすすめです。

「ちゃんと書けているつもり」になっている場合もあるので、一度、直接アドバイスを貰っておくと安心です。

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