面接でどんなにやる気をみせても伝わらなければ意味がありません。
やる気を伝えようとして独りよがりな事を言ってしまうとかえって逆効果です。
自分がどれだけ「やる気」があって雇うべき人材かを面接という短時間で伝えるのは、誰よりもやる気があったとしても意外に難しい事です。
ここでは、「頑張ります」じゃ伝わらない、やる気・行動力を上手く面接官に伝える魔法の言葉集を紹介していきます。
自分にあったフレーズやキーワードをチョイスして、就職・転職時の採用面接に活かして下さい。
熱意・意欲をアピールする魔法の言葉
体育会系の要素がある職場には、どれだけ自分がエネルギーのある人間なのかを見せつけましょう。
使う言葉に熱意・意欲をアピールする言葉を入れる事で、どれだけ熱い人間かを伝える事ができます。また、冷静さを求められる仕事の場合は、あまり多用しすぎず、ポイントを絞って使うと好印象です。
また、自分自身のPRだけに使える言葉だけではなく、相手の事を理解している事を伝える時にも役立つ言葉です。
例えば、
「貴社の就職説明会の時の担当者のエネルギーに満ちた演説を聞いて感銘を受けました。気迫を感じ、私自身、かなり気合いを入れられました!」
こんな風に言われると、言われた会社側の人は悪い気はしません。「おっ!熱い人がきたな!」と好印象を持つはずです。
以下、熱意を伝える時に重要なワードになります。
『ありったけの力』
使用例▽
ありったけの力を振り絞り問題解決に取り組みました。
クラス全員が協力し、ありったけの力を集結して、この危機をチャンスに変える事ができました。
『石にかじりついてでも』
使用例▽
一度やると決めた事は、石にかじりついてでもやりぬきます。
『意欲がわいている』『意欲的に○○』
使用例▽
難しい事に挑戦している時こそ、意欲がわいてくるタイプです。
前の職場では、未経験ながらも〇〇に意欲的に取り組んでいました。分からない事にも意欲的に挑戦します。
『エネルギーに満ちた』
使用例▽
明日からでも働けるくらいエネルギーに満ちあふれています。
みなさんのエネルギーに負けず劣らず、私もエネルギーに満ちています。
『推しの一手』
使用例▽
時には推しの一手で攻める必要性がある事を学びました。
『体を張る』
使用例▽
どんな状況にも体を張って挑みます。
面接という短時間で、自分の熱意・意欲を伝える事は簡単な事ではありません。しかし、伝えられなければ「熱意が無い」のと同じ事です。
他にも熱意・意欲を上手に伝える言葉はまだまだ沢山あり、あくまではここで紹介したのは一例にすぎません。
一つ頭に置いててほしいのは、難しい言葉を並べてしまうと、相手は「何を言っているのだろう?」と少し会話のテンポが停滞しがちです。
行動力や威勢の良さを伝える時は、「説明」そのものよりも、単語が持っている言葉の力を利用する方が明快に伝わります。
面接の際は、上手に「熱意・意欲が伝わるワード」を使って、自分を上手に表現して下さい。もちろん、履歴書作成時にも同じ事が言えますので、その際も参考にしてみて下さい。