10.理学療法士の仕事を続けるために病院を辞めた新人PTが手にした未来

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一時は理学療法士を辞めたいと言っていた新人PTが、転職によって何を手に入れる事ができたのか?

一人の立派な理学療法士になれるように努力を重ね、自信もちょっとづつですが付いてきました。

もちろん、まだまだですが、今は心にゆとりができているせいか、ちょっとの事では落ち込まなくなりました。

「まずは挑戦してみて、工夫してみて、それでダメだったとしても、まずは一生懸命やる事が大事!」

「きっと、結果は後からついてくるはず!もし上手くいかない場合でも一緒にフォローし合ったり、刺激し合ったりする仲間がいるから大丈夫。」

という風に思えるようになりました。

今では、理学療法士というお仕事が天職と思えるまでになりました。

もう理学療法士を辞めて、他の職業に転職したいと考える事はなくなりました。

ここまで心に変化が出たのは、自分自身を変えた事よりも、環境を変えた事が大きかったと思っています。あのまま、あの環境に身を置いていたら、いずれ心が崩壊して、もう理学療法士を辞めていたかもしれません。

 

以前の僕は、頑張れば頑張るほど、自分を追い込んだり、苦しめている感じで、周りにも弱いところをなかなか打ち明けられず苦しんでいました。

しかし、今の職場ではその自分の性格が悪い方向に出る事がなくなりました。

なので、自分の性格に合っている職場に移動できた事が一番大きかったと思っています。

僕の転職をサポートしてくれた職業カウンセラーの先生と、担当してくれた転職エージェントの方には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

自分の性格を理解してくれて、より馴染めやすそうな小規模病院で働く事を提案してくれました。

また、わざわざ苦手意識の強いところに飛び込むよりも、自分が好きな分野・興味のある分野が良い。

苦手なところを避ける事は、決して逃げる事ではない。今、見切り発車で理学療法士を辞める事が逃げる事だよ。

というアドバイスが胸に響いています。

 

このアドバイスをきっかけに転職を果たした今の職場では、仲間の関係が非常に密接で、お互いがライバルというよりは助け合って患者さんのリハビリにあたるという感じです。

 

僕と同じように、今の職場が合わずに、自分自身を苦しめてしまっている人は、一度、他の職場をみてみるのもアリだと思います。

 

まずは、一歩踏み出してみて下さい。

理学療法士は、学生時代の長期実習や臨床実習の辛い経験から、「臨床」も苦しいもの、耐えるものと思ってしまっているふしがあると思います。

でも、仕事は自分自身が楽しんでいなければ、良い物・良いサービスを提供する事はできません。

きっとリハビリもそうだと思っています。

 

転職により、職場を変える事ができた僕は、今では理学療法に対する考え方も大きく変わりました。

良いリハビリを提供するためにも、自分がリハビリの仕事を楽しまないといけないと確信しています。

もし、今の現状で辛いと感じ、理学療法士の仕事が辛いと感じているなら、職場や人間関係などの外部要因かもくるものかもしれません。

本当に合わないなら、辛い実習を乗り越えられるはずがないのに、実習にも合格し、理学療法士の国家資格も取得しています。

すぐに、「理学療法士合っていないから辞める。」というように答えを決めつけずに、まずは他の職場もみてみる事をおすすめします。

まずは、一歩踏み出してみて下さい。

 

 

 

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